ブルーコーナー

静岡市にあるダイビングショップです。

フィンキックで海をに濁しちゃう人の為の3STEP

え!?私も!?意外と濁してしまってる?

初心者ダイバーあるあるとして
“煙幕ダイバー”という言葉があります。
ドキッした人いませんか??
自分では上手に泳げてるように思っていても
後ろを振り返ってみて下さい。
まるで軍隊が通過後みたいになってませんか?
中性浮力はダイバーの最初の難関の一つ!
その中での初級中の初級!

まずは煙幕ダイバーから卒業しよう!

煙幕ダイバーとは泳ぎながら

砂を巻き上げてしまうダイバーのこと。

ちなみに初心者は100%にちかく
この煙幕ダイバーに該当します。

何で砂を巻き上げてはいけないの??

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一番の理由としては、
環境が壊れてしまうということです。
砂地の中には沢山の生物が暮らしています。
そしてその生物の中には砂地に家がある生物も暮らしています。
砂を巻き上げることにより住み家を壊してしまったり、
底が砂地では無く、

珊瑚礁だったりすると
潜ったあとはまるで空襲があったかのような事になってしまいます。
僕も沖縄にいるとき何度も目撃しました・・・
そして二つ目として
マナーと安全の問題です。
写真をやる人にとって浮遊物は手強い敵です。
自分は良くても後から来る人のことを考えましょう。
みんなで泳いでいて、前の人がずっと砂を巻き上げて泳いでいると
後ろの人はどんどん視界が悪くなります。
後ろの人の気分になってみて下さい・・・楽しくないですよね。(笑)
楽しくないだけならまだいいです。

(良くはありませんが)
この濁りが原因で迷子になったり、

人や物と接触したりと
人的事故につながります。

濁さない為にはSTEP1

まずは自分のフィンの長さを把握することからです。
と言うのも濁してしまってる原因はフィンキックが地面に接触する
またはフィンの蹴り方が悪いということから始まってます。
次に着底と離低の練習をしましょう。
場所によっては着底が禁止のポイントも多いのですが
まずはここから
というのも着底と離低の時が一番濁るので
実際にやってみるとわかりやすいと思います。
着底と時はフィン先からゆっくりと
離低と時は浮力コントロールをしっかりとして
最後にフィン先を離してみましょう。

濁さない為にはSTEP2

泳ぐ姿勢と深度
中性浮力を維持したまま綺麗に底と平行になりましょう。
手などは使わずきちんとした流線型を保ちましょう。
そしてまずはインストラクターと同じ深度にいれるよう努力しましょう。
それが難しい場合はインストラクターの少し上を保って泳ぎましょう。

濁さない為にはSTEP3

最後はフィンキックですね。
インストラクターの殆どがバタ足ししてないの知ってました??
そうなのです。
フィンにもよりますが、大半のインストラクターは
アオリ足というフィンの使い方をしてます。
ことフィンキックをするとエア持ちが良くなります。
そして水底に水流を送っていないので水底の砂が巻き上がりません。
ここまで出来ばもう“煙幕ダイバー”なんて呼ばれません。

大事なのは日々の心がけ

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ダイビングをしてるときに
濁してしまってるかも・・・
この心がけひとつで大きく変わります。
また技術をつけるには潜りまくるしかない。
と考えてる人もいると思います。
間違えではありませんが、
その為に講習というものがあります。
経験値や技術をいっきに修得するものが講習です。
今日お話しした煙幕ダイバーも
中性浮力の講習を受講すれば安全に楽しく潜れると思います。
また近年ダイバーによる珊瑚礁の破壊が激しくなり
ポイントによっては講習受講者しか潜れないポイントが日本でも増えてきました。
安全に綺麗な環境でダイビングを楽しむ為には
しっかりとした技術が必要ということですね。
もし興味ありましたらご連絡下さい。
服部

bluecorner.co.jp